ご　　挨　　拶

　「平成」から新元号「令和」に変わりました。新しい時代の幕開けでございます。新年度がスタートして1か月が過ぎ、4月30日に平成天皇の退位礼正殿の儀が行われ、5月1日に令和天皇即位の各儀式が国事行為で行われ、10月には即位礼正殿の儀が行われる予定です。 新時代を迎え、希望と期待を込めて改めてご挨拶を申し上げます。
　さて、我が国の社会保障は少子高齢化の急速な進展により、私達が働く介
護・福祉を取り巻く環境は大きく変動しております。団塊の世代の方々の全てが75歳以上の後期高齢者となる2025年が間もなくでございまして、国の施策が一段と取り進められております。
　国は医療と介護の連携により、医療・介護・予防などが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を推進しており、地域における連携・協力を求めております。
　そのような中、当コクーンは、社会福祉法人としての基本理念に基づき、3つの基本方針、5つの行動目標を掲げ、「コクーン」という繭で優しさを包み、利用者が安心して快適な生活が送れるよう、より質の高い介護サービスを提供して参ります。
　また、令和元年度10月には消費税の引上げによる介護報酬の改定が施行され、利用者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、地域における公益的な取組みなど社会福祉法人の使命のもと、健全経営を柱とした経営基盤の強化を図りながら、関係機関・団体並びにボランティアの皆様等のご指導・ご協力を賜り、より一層地域貢献活動に役職員一丸となって取り組んで参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

　令和元年５月１日

　新元号「令和」の幕開けにあたり、一言挨拶を申し上げます。
　「令和」には日本の四季折々の文化を次世代に引き継ぐという思いが込められているとの報道がございました。当法人も未来永劫続く地域の社会福祉事業・公益事業を担っていく所存であります。
　介護業界を取り巻く環境は、急速な高齢化により2025年問題等、高齢者福祉の需要はさらに増すものと予想されております。地域に愛され、親しまれ、信頼される施設を目指す基本理念のもと、役職員一丸となり一層精進してまいります。
　引き続きご利用者様やご家族様そして地域の皆様の変わらぬご指導ご支援をお願いし、新たな時代への決意をもって挨拶といたします。

 　令和元年５月１日　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会福祉法人コクーン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　施設長　山岸　一昭